基礎パッキン!
こんばんは~
「基礎パッキン」を知ろう!アイホームズです。
当社で仲介をする新築一戸建てはそのほとんどが木造住宅です。
2階建てでも3階建てでもその基礎はほぼ同じ構造です。
建物を支えるのにとても大切なこの基礎。
そこに柱が備え付けられますが、その構造はどのようになっているかご存じでしょうか。
今日はその構造面についてご説明いたします。
その前に基礎の構造からご説明いたしましょう。
「布基礎」と「ベタ基礎」
一昔前の基礎は「布基礎」でした。
布基礎のメリットはコスト面で安い事。
しかし壁面に沿ってコンクリートを打つ作りはベタ基礎に比べて安定性についてはやや弱め。
対して「ベタ基礎」は床下全体にコンクリートが敷き詰められますので、家全体の荷重が分散されて安定性が増します。
また布基礎の場合は、地面が露出した造りのものもあります。
そのような造りですと、シロアリが地面から上がりやすいので、被害が出やすいとも言えます。
先日、建築途中の物件でちょうど良いタイミングの物件がありました。
基礎の上に、土台が乗っていますが、その間に黒いプラスティックのようなものが挟まれています。
これ「基礎パッキン」といいます。
なんのためにあるかと言いますと、空気の循環のためです。
布基礎と違って基礎に穴がないためにこのような部材を用いて、空気の通り道を確保しているのです。
建物が完成してしまうと、簡単に見ることが出来なくなる部分です。
基礎の天板部分は全て敷き詰めらていますね。
横から見ますと…
ほら、穴が開いているでしょ。
この穴が空気を通してくれるのです。
現在の木造住宅では、ほぼこのような基礎パッキンが使われております。
建築途中の物件をご覧になる際に参考にしてくださいね。(^^)/
ではまたっ!