中央自動車道笹子トンネル天井板事故について考える
2日に起きた中央自動車道笹子(ささご)トンネルで起きた天井板事故のニュースを見ていて、不動産業界に例えて考えてしまいました。
1977年に築造されてから30数年経って起きた事故。
どうしても人間が作ったものですから、事故を無くすことは出来ません。それは理解しています。
それ相応の基準に基づいて作られたトンネルでしょうし、点検も行われていたとの事。
現在のところは、天井を支える吊り金具の経年劣化が原因だと言われています。
もしそうだとしたら、その金具の交換時期などに基準はなかったのでしょうか?
各ご家庭にある水道メーターなどは、「計量法」という法律に基づいて8年で交換することが義務付けられています。有効期間が決められているのです。
たかがメーターで8年です。
ましてトンネルの天井という今回のように大きな事故につながるような金具であれば、定期的な交換時期が定められていても良さそうなものです。
今まで無かったのでしょうね、そのような基準。
これをきっかけに、新たな法律が作られることになるのでしょうか。
不動産業界では姉歯事件がきっかけで、建築基準法の見直しが図られました。
道路などはもっと早く安全な基準が出来ていてもおかしくないのではないかと考えました。
早急に国民が安全に通行できる道づくりを進めてほしいものです。
この事故で亡くなられた9名の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また怪我をされた方の一日も早い回復を祈念しております。
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