物件調査って?
こんばんは~
物件調査について語るアイホームズです。
本日のテーマは不動産学習会ですので、ちょっと真面目なことも交えながら今日一日のことを振り返ります。
【物件調査とは】
売却の依頼を受けた時と、いざ契約事が決まった時には、物件調査ということを行います。(業界ではこれを「ぶっちょう」といいますが、単に物件を見に行くだけでも「ぶっちょういってきま~す」と言っていました。)
昔と違い、インターネットで入手出来る資料も増えましたが、まだまだ役所関係を廻らないと不動産業務における物件調査は完了できません。
先日も書きましたが、和光市の物件ですと市役所内でほとんどの調査が出来ます。
(最高記録は25分で終了(^_^)v)
あとは最寄りの法務局だけで、なんとかなったりするのです。
それが今日のように板橋区の物件ですとそうはいきません。
まずは法務局板橋出張所で謄本・公図・地積測量図(これを業界では3点セットといいます)を入手。
そして区役所で都市計画や法的な建築制限の内容を確認します。
それから近くにある水道局にて対象地の前面道路に水道管が埋設されているかどうか、その口径がどのくらいあるのかを調べます。
今回はさらに都税事務所へ出向き、評価証明と公課証明というものを入手。
これは勝手に取ることができませんので、予め所有者様から委任状をいただいてから行かないと只の無駄な行動になってしまいます。
なので事前に売主様から委任状に記名押印を先日頂いておきました。
ちなみに証明書は有料ですが、私の代理人としての行動については無料で行っております。車屋さんのナンバー取得代行料とかがちょっと羨ましかったりします。(>_<)
今回は中古マンションの調査だったのですが、ひとつやっかいなことが発覚!
区役所では建築当時の資料が備えられていなかったのです。
どこで入手できるかといいますと・・・・
東京都。
ということは都庁へ行かないと入手できません。
都庁があるのは新宿です。
必要な書類ですので、新宿まで遠征決定!(>_<)
普段は車で動いていますが、内見立会の予定もありましたし、一度帰社してひと仕事を終えてから電車で新宿まで移動。
都庁ってJRの駅からだと遠いんですよね~。
普段歩くことが少ないので、足が痛くなります。
役所の業務終了間際に到着して、A4サイズの書類一枚を無事ゲットして終了しました。
ちなみにこれです↓
このような調査活動を終えて初めて重要事項説明書が作成できるのです。
どうですか?
不動産屋のメインの仕事は、ご案内だと思っていた方が多いと思いますが、それは表面的なことで、実際にはご案内後の対応とこの調査活動が重要です。
もちろん契約後の引渡までの段取りも同じくらい重要なことです。
あと住宅ローンの手配もですネ(^_^)
どの点においても、下手をするとすぐにトラブルに繋がることばかりですので気が抜けないのです。
みなさんもそいうったことがちゃんと出来る業者を見抜いて依頼する会社を選んでくださいね。
その依頼先が当社でありましたら幸せなことでございます。m(__)m
ではまたっ!
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