不動産の購入手順!⑤(ラスト)
こんばんは~
いよいよ大詰めを説明するアイホームズです。
前回のブログでは立会検査まで終了しました。
いよいよ物件が手に入る?
いや、まだんなんです。
まだやるべきことがありますよ。
9.金消契約
「金消契約」と書いて「きんしょうけいやく」と読みます。
正式名称は「金銭消費貸借契約」
要するに銀行との間でローンを借りる契約をするということですね。
この金消契約は、業界内では略して金消と呼んでいますよ。
金消契約のタイミングは決済日から数えて4日前までに行います。
金消から決済まで営業日で中3日というところが多いですね。
なにもきっちり4日前ではなくても構いません。
お仕事の都合もあるでしょうから、1週間前でも2週間前でも大丈夫です。
ただし金利の問題があるので月またぎはよろしくないですね。
この金消は金融機関にもよりますが、大抵は銀行へ出向いて手続きいたします。
まれに不動産会社や職場近所で待ち合わせて手続きを進めてくれる金融機関もありますが、ごくまれです。
用意するものは、勤務先や借入方法、例えば夫婦で共有したり諸費用ローンも組んだりで多少異なりますが、通常は・・・
- 新住所の住民票
- 新住所の印鑑証明書
- 実印
- 収入印紙代
- 本人確認書類として運転免許証
- 健康保険証の原本
- 売買契約書原本
といったところでしょうか。
住民票などは上記の通り、借り方によって2通だったり3通だったりしますので、その都度ご案内しております。
前回、住所変更を先に行ったのは、ここで作成する全ての書類を新住所で作成するためです。
こうしておけば、後から住所変更手続きや、登記上での変更登記など必要なくなりますから経済的でもあるのです。
この後に続く決済で使用する書類もここで作成しておくことになります。
また借入方法としての変動金利か固定金利かも、ここで最終決定となります。
最近は銀行間での金利競争が行き着くところまで行ってしまっているので、差別化するために付随する保険商品が様々開発されております。
その為、この金消時にその説明を聞かされるので、本来一時間もあれば終わる手続きが2時間くらいかかることが多くなりました。
この日も時間に余裕をもって臨みましょう。
10.決済
決済時には関係者が全員集合します。
買主様、売主様はもちろん、仲介会社、司法書士、場合によっては売主が借入している銀行の担当者。
大人数で銀行の応接室をお借りして行われます。
決済とは聞きなれない方が多いと思いますが、やることは2つ。
売主様に対して残金を、仲介会社や司法書士へは手数料などの支払い。
そしてカギや関係書類(取扱説明書など)を受け取る。
これだけです。
分かりやすく言うと「引き渡し日」ですね。
売買契約書にも決済日とは記載しておらず引き渡し日となっていますね。
支払い方法は残金については振込み、そして仲介料や登記費用については現金ということが一般的です。
なにしろ残金は数千万円になることが普通ですからね。
その残金が確実に買主様の口座へ着金したかどうか、その確認が取れて晴れて決済終了となります。
これで購入された不動産がやっと、買主様の手に入りました。
おめでとうございます!(^^)/
登記所へは委任状を持った司法書士だけが参ります。
それにより買主様、売主様、仲介会社はここで解散となります。
こうしてブログにすると、結構長い道のりですね。
我々不動産会社の担当者は、毎回このような手続きを進めるために関係各所へ連絡をしたり、書類を作成したりしております。
この段取りが上手いか下手かでお客様の印象もだいぶ変わることと思います。
当社でご購入いただければ、嫌な思いをせずに、スムーズお取引ができると思います。
不動産購入のご相談はぜひともアイホームズへ!
と宣伝させていただき、終了したいと思います。
ではまたっ!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。