【安い物件を見るときの注意点】
こんばんは~
年初初の不動産学習会のアイホームズです。
皆さんは物件探しをする時に何を基準に探されていますか?
間取?駅からの距離?築年数?
様々な条件をお持ちでしょうけれど、全員に欠かせない条件・・・それは価格ですね。
買物はなんでもそうですが、条件に合うものであれば安いに越したことはありません。
私が買い物をする時にも同じように、満足がいく内容のものであれば安いものを選びます。
だいたいの相場を調べて、価格帯を知れば、あとは内容の精査ですよね。
不動産でもそれは同じこと。
ですが、不動産の場合は相場というものが確立しておりますので、あまりにも安い物件は何かが潜んでいるかもしれません。
いや、潜んでいたり、隠れているのではなく、消費者側が知らないことがあるだけかもしれません。
そこで本日の不動産学習会は、そのような安い物件を見つけてしまったときに注意することを纏めてみます。
1千万円前後の物件を見るときの注意点
当社の営業エリアですと、一戸建ての場合はだいたい相場が3千万円以上するのが普通。
でもたまに1千万円とか、なかには900万円くらいの中古物件を見つけることがあると思います。
安くていいじゃん!って思いますが、その価格帯の物件はほぼローンが組めない物件です。
現金購入であれば可能ですが、銀行が担保として認めませんので、ローンを組めない物件です。
なぜか?
それは次の項目をご覧ください。
→建築基準法で定められた基準を満たしていないから。
良く見るのは、接道義務を満たしていない物件。
建築基準法で定められた4M以上の道路に2M以上の敷地が接していないと、建築確認が取れません。
ということは現在建っている建物があっても、新たに新築することが出来ない土地ですと、住宅ローンとしての価値が認められないのです。
接面が1cmでも足りないとダメですよ。
容積率や建蔽率がオーバー
敷地面積に対して建物面積が規定のパーセンテージをオーバーしていると既存不適格物件として、この場合もやはり銀行が担保として認めない場合があります。
多少のオーバーであれば、融資をしてくれる銀行もあるかと思いますが、そのオーバー程度が大きすぎるとこれもダメなことが多いですね。
物件資料を銀行へ持って行って、確認しないとなりませんので、焦って調べないうちに契約なんかしてはいけませんよ。
再建築不可
前出しましたが、接道義務違反などで再建築が不可能な物件があります。
その場合は大抵、販売図面の下の方にちっちゃく「再建築不可」と記載があるのが通例ですが、不慣れな素人のお客様はこれを見落としてしまうでしょう。
そもそも何の事だか分からない方もいらっしゃるかと思います。
建築確認が取れませんので、駐車場とか資材置場に使う分には良いのですが、家を建てたいという方がこのような物件を見ても仕方ありません。
家探しをする際には、このような物件を探し求めることをしても遠回りになるだけですから、信用の出来る不動産会社に依頼して、満足のいく物件探しをされてくださいね。
ではまたっ!
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