和光市の中古マンション市況・相場(2017年から2022年)
こんばんは~
街の変化や不動産の動きに敏感なアイホームズです。
前回は和光市の新築一戸建ての市況や相場に関して記事にしました。
https://www.i-homes.co.jp/president/wako_detached_house_market_value/
今回は和光市の中古マンションの市況や相場に関して、皆様に情報をお伝えしたいと思います。
前回の記事でもお伝えしましたが、ここ数年で和光市の不動産市況は大きく変わってきています。
今回はアイホームズで蓄積している物件データをもとに、2017年~2022年までの和光市の中古マンションのデータを抽出して、どのような変化があったのか様々な角度から調べてみました。
ざっくりとしたデータですが、和光市の市況や相場がわかると思いますので、中古マンションを検討中のお客様の参考になれば幸いです。
※本記事で掲載するデータは下記のようなデータとなりますので、あくまで参考として見ていただくことをオススメします。
- 2017年~2022年10月上旬までに取得した中古マンションのデータを活用
- 成約物件のデータを活用
- アイホームズが収集した間取り2DK以上のデータのみを活用(※市場に出た全ての物件データではありませんのでご注意ください)
中古マンションの成約戸数
和光市の中古マンションの成約戸数は、2017年~2020年までは順調に増えていましたが、2021年にはコロナの影響もあり中古マンションの動きがやや鈍くなりました。
ですが、2022年は10月上旬時点で189件まで増えていますので、1カ月の平均成約戸数が18件と考えると、2022年は225件程度の成約戸数となることが考えられます。
もし成約数が225件まで増加すれば、2022年は過去5年で考えると最も成約戸数の多い年になります。
2022年時点ではまだコロナの影響が残っていますので、その中でも成約数が伸びていることを考えると、2022年の和光市の中古マンションの需要は非常に高いことが考えられます。
中古マンションの公開種別ごとの成約戸数
中古マンションには募集情報を詳細まで公開できる物件(※以下「公開物件」と呼びます)と限定的に公開できる物件(※以下「非公開物件」と呼びます)があります。
非公開物件は間取りや階数などを公に掲載しないことで、部屋の場所が特定できない程度の情報を公開して売りに出している物件のことを指します。
物件を非公開とする理由は様々ですが、ほとんどの場合は「現在も居住中で、物件を売りに出している事を公には知られたくない」という理由から非公開物件となる場合が多いです。
非公開物件の詳細情報は不動産に問い合わせることで閲覧可能となる場合が多く、弊社でも会員登録したお客様のみWeb上で情報が見られるシステムとなっています。
2019年まではなかなか非公開物件が浸透せず、成約件数が少ない状態でしたが、段々と非公開物件が浸透してきて2020年以降は成約数が伸びてきました。
もともと中古マンションは非公開物件が多く、弊社でも公開・非公開の比率は1:1となることが多いため、例えば全体で300件取り扱っていても公開物件は1/2の150件となる場合もよくあります。
そのため、弊社で中古マンションを選ぶ際には、非公開物件も見られる会員登録をお客様にオススメしています。
※会員登録については下記URLをご確認ください。非公開物件の閲覧だけでなく、様々なメリットがあります!
https://www.i-homes.co.jp/membership-registration/
中古マンションの平均価格
2017年~2020年までは中古マンションの平均価格は約2750万円でしたが、2021年は前年と比較して300万円増加の3078万円、2022年はさらに200万円増加して3279万円となっています。
2020年以前の平均価格は200万円前後で増減していたことに比べて、2021年~2022年は価格が減少することなく増加し続けていることが特徴的です。
このデータだけでは上昇を続けている価格変動が2023年に下がるかどうかは判断できませんが、現状は和光市の不動産そのものの需要が高く、価格も高騰しているため、すぐに下がることはなさそうです。
中古マンションの購入を考えているお客様にとっては難しい状況になっていますが、逆に売却を考えるお客様にとってはチャンスの時期となっています。
中古マンションの成約物件の間取り
※アイホームズでは1SLDK以下のデータはほとんど収集していないため、1SLDK以下は参考外のデータとなります。
和光市の中古マンションはファミリー層の購入者が多いこともあり、2017年~2022年まで安定的に3LDKの成約物件が多いです。
3LDK以外の間取りとしては、2LDK、2SLDK、4LDKの物件もいくつか成約していますが、いずれも3LDKと比べると1/4以下の成約数となっています。
間取りにこだわりがある場合は、和光市のマンションで3LDK以外の選択肢を選ぶのはなかなか難しいため、物件探しの際は間取りが3LDKかそれ以外かを早いうちに決めておくとよいと思います。
中古マンションの住所別の成約戸数
和光市の中古マンションで最も成約数が多い地域は和光市白子となります。
次に成約数が多い本町や新倉などの地域は白子の1/3程度の成約数となっています。
この結果は単純に白子の地域に中古マンションが多いためこのような結果になっていることが考えられます。
和光市の中古マンションで白子以外の地域を選ぶのはなかなか難しいですが、本町、新倉、下新倉辺りであればそこそこ物件も出ていますので、選択肢には入りやすいことが考えられます。
このように、物件が出やすい地域と出にくい地域がありますので、中古マンションを探す際には狙っている地域が物件が出やすい地域かどうかをあらかじめ調査をしておくとよいかもしれません。
中古マンションの小学校区別の成約戸数
北原小学校区の物件は2017年~2022年で安定して少なく、第五小学校区の物件も2021年から物件数が少なくなっています。
一方で下新倉小学校区の物件数は2022年に多くなっています。
学区によって物件の出やすい・出にくいの傾向も変わりますので、物件を選ぶ際に小学校区が重要な要素となる場合は、本データも参考にしていただけると幸いです。
中古マンションの中学校区別の成約戸数
中学校区別に見ると大和中学校区の成約物件が一番多く、次に第三中学校区、その次に第二中学校区で成約数が多くなっています。
2017年~2022年で学区ごとの戸数にそこまで大きな変化はありませんので、2023年も同様の戸数に落ち着きそうです。
物件を選ぶ際に中学校区が重要な場合は、本データも参考にしていただけると幸いです。
まとめ
今回のデータから2022年の和光市の中古マンションの市況についてまとめてみると、下記のようなことがわかります。
- 和光市の中古マンションは過去5年を含めて2022年が最大の成約戸数に迫る勢いとなり、需要が高い
- 中古マンションは公開物件と非公開物件の比率が大体1:1の割合となっていて、全体のほぼ半分の物件は非公開となっている
- 2022年の和光市の中古マンションの平均価格は3279万円と2017年~2022年で最も高い価格となっている
- 和光市の中古マンションは価格が高騰しても需要が高い
以下の文章は前回の記事と同様になりますが。
最近の和光市の不動産は動きが速いので「早めに検討を進めること」が重要となります。
ですが一方で、「早めに決めること」は重要ではないとアイホームズは考えています。
本当に気に入れば、早く決断することは大事です。
でも、焦って早く決めるのは違うと思うんです。
価格だけでなく、妥協点もあるでしょうし、将来的なことも考えなければなりません。
それらを総合的に納得して、購入を決める必要があります。
大切なのは、担当してくれている営業マンがそのサポートをしてくれているかどうか。
アイホームズが不動産購入に際して最も重要と考えているのは「お客様が後悔しない選択をする」ことにあります。
不動産の動きが速いのであれば、お客様には早い段階で検討をしていただき、十分な選択の時間を確保していただくことが重要になります。
お客様が素早く動くためには、不動産業者は最新の情報をいち早く正確に伝え、疑問や質問があれば即座に答えられる体制を整える必要があると考えています。
アイホームズはお客様へのサポートの充実を重視し、お客様が後悔しない選択をするために全力でお手伝いをさせていただいております。
不動産の速い動きに惑わされることなく、お客様が自信をもって不動産を選べるようにサポートをさせていただきますので、和光市の中古マンションをお考えの際には、ぜひ一度お問い合わせください!
https://www.i-homes.co.jp/cf_baibai/toiawase.htm
アイホームズが取り扱っている和光市の中古マンションは下記リンクから閲覧可能となっております。
営業日は毎日、物件情報を最新の情報に更新しておりますので、ブックマークなどをしていただいて常にチェックをしていただけますと幸いです。
https://www.i-homes.co.jp/baibai/search238.html
皆様のご相談を心よりお待ちしております(*^^*)
ではまたっ!