宅建試験 平成24年度の実施結果

去る10月21日に行われた宅地建物取引主任者資格試験の結果が発表されました。

その実施結果は以下の通りです。

・ 受験者数 191,169人 ( 対前年度比+2,597人 )
・ 合格者数 32,000人 ( 対前年度比+1,609人 )
・ 合格率   16.7% ( 対前年度比+0.6% )
[ 登録講習修了者…22.6% ( +3.3% )、一般受験者…15.4% ( +-% ) ]
・ 合否判定基準 ( 合格点 ) 50問中33問以上
[ 登録講習修了者…45問中28問以上 ]

・最高齢合格者 83歳

・最年少合格者 16歳

私が合格した時は確か34点が合格ラインだったような気がします。

また平成10年~は3年連続で合格ラインが30点というときもありました。

50点満点で35点取れれば合格できるといわれている試験です。

やはり合格率16%というのは厳しい現実ですね。

以前お世話になった資格学校の先生が「満点合格を目指して勉強するのは時間の無駄、ぎりぎりで合格するのが一番効率的」と言っていたことを思いだします。

実際に不動産業務に就いてみると、一般の方々が大事な不動産の取引を委ねる不動産のプロであるべき資格が50点満点の試験で30点で合格と言うのは、いかがなものかと思ってしまいますね。

しかし資格を持っていても実務上は全く使えないのもこの仕事の特徴です。

ですので、資格を持っていなくても長年実務に携わっている方のほうが、よっぽど詳しく知っていることがあるのも事実です。

案件によっては宅建試験に出てこない知識を要するものもたくさんありますので、実際に取引を依頼する業者はよく選別してください。

私も選んで頂けるように日々勉強しております。

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